歴史で覚える英単語

(表)大学受験生&英語学習者のための「歴史をテーマとした英単語帳」。 (裏)元塾講師ビジネスマンの「歴史&英語ネタ帳」。 

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後三条天皇の政治(1):平安時代・17

【今日の英単語】
for the first time in 170 years / scholar / aggressively
【今日のキーワード】
後三条天皇/ 大江匡房
 
1.和英混交文

 関白・藤原頼道の娘に皇子が生まれなかったため、for the first time in 170 yearsの摂政・関白を外戚としない後三条天皇が即位した。後三条天皇は、優れたscholarである大江匡房らを登用し、aggressivelyに国政の改革を進めた。

2.語注 
①for the first time in 170 years:「170年ぶりの(に)」
★「170年で初めて」が直訳。良く出る構文です。
②scholar:「学者、学識のある人」
★scholarは、「文系の学者」。「理系の学者」はscientistです。
★ちなみに、scholarship「奨学金」も重要!
③aggressively:「積極的に、攻撃的に」<aggressive「積極的な、攻撃的な」

3.和文
 関白・藤原頼道の娘に皇子が生まれなかったため、170年ぶりの摂政・関白を外戚としない後三条天皇(ごさんじょうてんのう)が即位した。後三条天皇は、優れた学者である大江匡房(おおえのまさふさ)らを登用し、積極的に国政の改革を進めた。

4.ポイント
 最近の教科書改訂の中で最も大きな変更点が、「中世の始まる時期」の記述変更です。従来は、源平の争乱以降の武士の時代を「中世の始まり」とする記述が主流でしたが、山川出版社の『詳説日本史B』の現行版は、院政の始まり(=後三条天皇時代)以降を中世の始まりと記述するようになっています。
 これは、①中国から輸入してきた律令制度を、比較的純粋型のまま維持しようとする「律令国家体制」(奈良時代~平安初期)→②律令制度を日本風にアレンジしつつも、律令システム自体は維持しようとする「王朝国家体制」(摂関政治期)→③王朝国家体制すら維持できなくなり、実力本位の時代に入る「院政期」以降、という新しい歴史区分が学説上有力になっていることと関係があるそうです。つまり、「中世=実力本位の時代」が前倒しで捉えられるようになった、ということですね。

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なかなか更新できずスミマセン。

こんにちは。

先週1週間、公私ともに忙しく、パッタリ更新ができませんでした。申し訳ありません!年内は更新ペースが大分落ちると思いますが、ご容赦下さい。

(おまけに12月13日のTOEICも、とても受けられそうにありません。もう一度、出直します。)

源氏の台頭:平安時代・16

【今日の英単語】
expansion / intervene / assist
【今日のキーワード】
平忠常の乱 / 前九年合戦 / 後三年合戦
 
1.和英混交文

 1028年、房総半島に広がった平忠常の乱を源頼信が鎮圧したことが、源氏の東国expansionのきっかけとなった。11世紀中頃、陸奥豪族の安倍氏が勢力をexpandすると、陸奥国司の源頼義とその子・義家は、出羽豪族の清原氏のassistanceを受け、安倍氏を滅ぼした(前九年合戦)。その後、清原氏の内紛が起こると、陸奥国司となった源義家がこれにinterveneして清原清衡をassistし内紛を制圧した(後三年合戦)。これらにより源氏は武家の棟梁として主に東国で台頭した。

2.語注 
①expansion:「進出、拡大」<expand「広がる、拡大する」
★「伸ばす」にはexpandとextendの2語があり得ますが、これは語源で整理。
★expand= ex(外へ)+pand(広げる)=「(面的に)拡大する」
★extend= ex(外へ)+tend(伸ばす)=「(線的に)伸長する」
②intervene:「介入する、干渉する」
★intervene語源:inter(間に)+vene(来る)
③assist:「援助する」>assistance「援助、助け」
★サッカーなどでも「アシストする」と言いますね。

3.和文
 1028年、房総半島に広がった平忠常の乱を源頼信(よりのぶ)が鎮圧したことが、源氏の東国進出のきっかけとなった。11世紀中頃、陸奥(むつ)豪族の安倍氏が勢力を拡大すると、陸奥国司の源頼義(よりよし)とその子・義家(よしいえ)は、出羽(でわ)豪族の清原氏の助けを受け、安倍氏を滅ぼした(前九年合戦)。その後、清原氏の内紛が起こると、陸奥国司となった源義家がこれに介入して清原清衡(きよひら)を援助し内紛を制圧した(後三年合戦)。これらにより源氏は武家の棟梁(とうりょう)として主に東国で台頭した。

4.ポイント
 地方武士団はやがて、皇室の血を引く清和源氏桓武平氏棟梁として仰ぐようになりました。11世紀の東国での源氏の活躍が、東国における源氏の台頭のきっかけとなったのです。

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TOEIC(実況中継・1)

こんにちは。

 最近、「裏メニュー」の方の更新ができず、申し訳ありません。
前回、5つの仮説を立てましたが、今日はそのうちの2つ(仮説1と2)について少しだけ思うところを書かせて頂きます。

【仮説1】「TOEICパート3、4、7対策のメインは、選択肢の即時把握力である。」
【仮説2】「即時把握力の強化は単語力強化以外にあり得ない。」(「早読み」などのテクニックではない。)と申し上げました。

 ここで【仮説1】と【仮説2】をあわせると、三段論法により「TOEICパート3、4、7対策のメインは、単語力強化である」という帰結になります。要するに、私は、単語力強化によってTOEICパート3・4・7の合計スコアを、あと100ポイント上げることが可能だと考え、そこに(少ないながらもほとんど全ての勉強時間を)注力する戦略を取ろうとしているのです。

 問題は、「どのレベルまでの単語力をどのように身につけるか」ですが、これは次稿に。

(追記:タイトルで「実況中継」と銘打ちましたので、この4日間で行った対策だけご報告致します。

語研『TOEIC TEST完全攻略3000語』の見出し語を全部(UNIT1~50まで)訳出できるかのチェックをし、仕分けました。)

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武士の成長(2):平安時代・15

【今日の英単語】
remote area / remarkable / occupy
【今日のキーワード】
承平・天慶の乱
 
1.和英混交文

 remote areaなどには、次第に大きな武士団が形成されていったが、特に、東国(関東地方)では武士団の成長がremarkableだった。939年、もと伊予国司であった藤原純友が瀬戸内で反乱を起こすと源経基らがこれを討ち、同年、下総を拠点とする平将門が東国の大半をoccupyして新皇と称したが、平貞盛・藤原秀郷がこれを平定した(承平・天慶の乱)。

2.語注 
①remote area:「辺境の地域」
★remote「遠くの、人里離れた」→「リモコン」はremote control(遠隔操作)の略です。
★area「地域、地方」

②remarkable:「顕著な、目立った、驚くべき」
“It struck me as being a remarkable mixture of shrewdness and of absurdity.”
★シャーロック・ホームズの『緋色の研究』の中で、助手のワトソンが、ホームズの書いた雑誌の記事を、それとは知らずに評する場面の一文。(たまたま目にしたので紹介します。)
「その記事には、筆者の鋭い洞察と不合理さとが際立って混在しているように思えた。」(Jin.w訳)

③occupy:「占領する」>occupation  1.「占領」、2.「職業」

3.和文
 辺境の地域などには、次第に大きな武士団が形成されていったが、特に、東国(関東地方)では武士団の成長が著しかった。939年、もと伊予国司であった藤原純友(すみとも)が瀬戸内で反乱を起こすと源経基(つねもと)らがこれを討ち、同年、下総(しもうさ)を拠点とする平将門(まさかど)が東国の大半を占領して新皇(しんのう)と称したが、平貞盛(さだもり)・藤原秀郷(ひでさと)がこれを平定した(承平・天慶(じょうへい・てんぎょう)の乱)。

4.ポイント
 10世紀の地方の混乱に伴って武士が成立し、これが大武士団に成長していきます。そして10世紀前半に起きた2大反乱(藤原純友の乱平将門の乱、あわせて「承平・天慶の乱」といいます)は、朝廷にもはや武士の反乱を鎮圧する能力が無いことをremarkableに示しました。たとえば藤原純友の乱では、伊予の国衙(こくが:国司の所轄庁)ばかりでなく、西国の要衝である大宰府も一時攻め落とされるという有り様でした。地方武士団の反乱は、別の武士団に鎮圧してもらう他なく、これが地方武士の実力を朝廷・貴族に示す結果となりました。

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プロフィール

Jin.w

Author:Jin.w
15年間、進学塾で英語と歴史(日本史・世界史)の講師をしてました。現在は英語を仕事で使うフツーのビジネスマンですが、歴史教育が恋しくなり(?)こんなブログを始めてしまうことに。。

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